僕が1年間、様々な試行錯誤を行い、断捨離をした経験を分析。
誰でも断捨離が成功できるようにマニュアル化しました。
断捨離をしたいけど、何から始めたら良いか分からない。
全て必要な物に思えて捨てることができない。
そんな人はこの記事を読んでください。
目次
誰でも最初は全て必要に見える
身の周りの物を減らしたほうが、生活の状態が改善するのは理解している。
しかし、全て必要な物に見えるので、捨てることができない。
「物を減らしたいのに、捨てることができない」
とても悩ましい状況ですよね。
持っている物の量が多い人ほど、その傾向が強く出ていることでしょう。
僕も断捨離を始めた頃は、同じ状況でした。
断捨離もトレーニングを積むことで能力が上がっていく
自分には断捨離は向いていないと諦めモードに入っている人もいるかもしれません。
しかし、安心してください!
なぜなら、断捨離はトレーニングをすることで、誰でも必ず能力を上げることができるからです。
筋トレや勉強と同じです。
負荷の軽い、簡単なものから始めていけば、徐々に断捨離力が上がっていき、どんどん物を捨てることが出来るようになっていきます。
僕も最初の頃は、消しゴム1つ捨てるだけでも、かなり抵抗感がありましたが、1年後には、なんと卒業アルバムを捨てています。
関連記事:【写真の断捨離】卒業アルバムを捨てるときに考えたこと
断捨離を始めたときは、卒業アルバムを捨てるなんて絶対にあり得ないと思っていました。
正しいステップを踏むことで、ここまで変わることができるのです。
この正しいステップの1つ目が「断捨離はトレーニングをすることで能力が上がる」ということを知ることです。
これを知らずに、自分の能力に見合わないアイテムを捨てようするから、挫折することになるのです。
筋トレで例えるなら、腕立て伏せもろくに出来ないくせに、いきなり100㎏のバーベルを持ち上げようとするようなものです。
当然、バーベルはビクともしないので、やる気が無くなるか、もしくは仮に一瞬だけ持ち上げれたとしても、負荷が大き過ぎて怪我するのがオチです。
まずは、自分は断捨離力が低いこと。
そして、断捨離力はトレーニングで鍛えることができると理解しましょう。
なので、諦めてはいけません。
諦めなければ、必ず断捨離は成功します。
頑張りましょう!
ステップ1:所持品を全てジャンル別に分けて収納し直す
何事もそうですが、課題を達成するためには、全体像を把握する必要があります。
全体像を把握せずに、闇雲に行動を起こしても、努力に見合った結果は出ません。
これは断捨離においても言えることです。
まずは所持品を全てジャンル別に分けて収納し直しましょう。
どのようにジャンル別に分けるかというと。
服なら服で一か所に集めて収納します。
同じように、本なら本で一か所に集めて収納する。
それを文房具、家電、雑貨、食器、洗濯用具、メモ帳、思い出の品、写真など、全ての所持品に行っていきます。
ジャンル分けをする3つの理由
①ジャンル分けしておけば、自分の断捨離力に合ったものから取り組めるようになるため、無理なく、確実に、スムーズに捨てていくことが出来る。
そのため、挫折せずに、確実に断捨離力を鍛えることができる。
例えば、ジャンル分けをせずに断捨離を行うと、ガラクタから思い出の品まで全て混ざった状態になるので、スムーズに捨てることが出来なくなる。
そうならないための下準備というわけ。
また、勢いで間違って必要な物を捨ててしまうという失敗を防ぐ効果もある。
②簡単にいうと、そもそも断捨離は、ジャンルごとに数ある所持品の中からお気に入りを選ぶことだから、ジャンル分けの必要がある。
③全体像が分かっているので、ゴールが見える。その上で断捨離の進み具合を把握できるので、達成感が得られ、やる気につながる。
出口の見えないトンネルをひたすら進むのは、心理的にかなりの負担になるので、その負担を軽減することができる。
ステップ2:一番捨てることに抵抗感の無いジャンルを選ぶ
全ての所持品のジャンル分けが終わったら、その中から一番自分が捨てやすいと思うジャンルを選びます。
服、本、文房具、写真、メモ帳、思い出の品、食器など、様々なジャンルがあると思いますが、どれが一番捨てやすいと思うかは人それぞれです。
なぜなら、人によって価値観が違うからです。
僕の場合、一番捨てることに抵抗感の無いジャンルは筆記用具でした。
なぜ筆記用具かというと、筆記用具に対して、こだわりが無いので簡単に買い直すことができるし、買い直したところで大した金額にはならないからという理由からです。
ということで、ステップ2からは筆記用具を例に具体的に説明していこうと思います。
ステップ3:選んだジャンルをさらに細かくカテゴリー分けする
僕は筆記用具を選びました。
次は、この筆記用具をさらに細かくカテゴリー分けしていきます。
マジック、マーカー、ボールペン、シャーペン、筆ペン、消しゴム、定規、カッター、ハサミという具合です。
ボールペンなどは、色ごとに分けます。
ステップ4:一番捨てることに抵抗感の無いカテゴリーの物から捨てていく
カテゴリー分けが終わったら、いよいよ捨てる作業の開始です。
この場合も一番捨てやすいと思うカテゴリーから手を出します。
今回は筆記用具の中でも比較的簡単に安価で手に入るボールペンから捨てていくとしましょう。
例えば、カテゴリー分けした結果、黒色のボールペンが10本出てきたとします。
この10本のボールペンを自分が納得できる範囲で可能な限り捨てて減らします。
捨てるという判断を下すための理由を探すのです。
インクが出にくい、字がかすむ。
なんとなく使い心地が悪い。
胸ポケットに差すための柄(え)の部分が折れている。
理由はなんでもかまいません。
納得できないのに捨てる必要はありません。
いまの自分の断捨離力で納得できる範囲で捨てましょう。
これ以上捨てることが出来ないところまでボールペンを減らしたら、次のカテゴリーの断捨離に取り掛かります。
次に選ぶカテゴリーはボールペンの次に捨てやすいと思ったものです。
仮にカッターを選んだとします。
同じように、刃の切れ味が悪いなど、理由を探して納得できる範囲で捨てて、減らします。
このようにして、文房具の全てのカテゴリーを断捨離していきます。
ステップ5:全てのカテゴリーの断捨離が済んだら次のジャンルに手を付ける
文房具というジャンルの断捨離が終わったら、次のジャンルを選びます。
例えば、食器というジャンルを選びます。
食器を選んだら、これまでと同じように、食器をカテゴリー分けしていきます。
皿、コップ、スプーン、箸といった具合に。
カテゴリー分けが終わったら、捨てやすいと思ったカテゴリーから順番に断捨離していきます。
全てのカテゴリーの断捨離が終わったら、次のジャンルへという流れです。
最終ステップ:全てのジャンルの断捨離が済んだら、もう一度最初に手を付けたジャンルの断捨離をやってみる
僕の場合、以下の順で、断捨離をしていきました。
文房具
↓
食器
↓
服
↓
洗濯用具
↓
本
↓
家電
↓
写真
↓
メモ帳(当時の自分の悩みやアイデア、行動をメモしてある)
↓
思い出の品
やはり、捨ててしまうと二度と手に入れることができないものが、最後に残りましたね。
この順番も価値観は人それぞれ違うので、人によって変わってくると思います。
まあ、なんとかドラクエでいうところの最後の強敵、ラスボスにあたる、もっとも捨てにくい所持品の断捨離にも取り組みました。
ここまで、長い道のりだったと思います。
捨てれた物、捨てれなかった物があるでしょう。
でも、一応、最後のボスとも戦った、これで長い冒険は終わり。
あとは感傷に浸りながら、エンディングでも見ようか・・・。
と、いきたいところですが、まだ冒険は終わりではありません!
もう一度最初に冒険したダンジョン(最初に断捨離したジャンル)に行ってみましょう。
ラスボスと戦えるまで成長したアナタ。
気付いていないかもしれませんが、断捨離力はかなり上がっています。
断捨離を始めた頃とは、物の見え方が変わっていることでしょう。
そう!当時は倒すことができなかったモンスター(所持品)が、まるで雑魚のように見えます。
実際に簡単に倒す(捨てる)ことができるようになっています。
断捨離力が上がった状態で、もう一度、最初から冒険をやってみるのです。
2回目の冒険では、より多くのモンスター(所持品)を簡単に倒す(捨てる)ことができるようになっています。
あとはこの流れを繰り返すだけです。
3回目、4回目と回数をこなすほど、断捨離力は上がり、物を捨てれるようになりますよ。
最後に
いかかでしたか?
今回は「断捨離は順番が大事!僕がミニマリストになった方法」について紹介しました。
ぜひ参考にしてください。