断捨離の極意!これが理解できれば、あなたもミニマリスト!

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僕は以前、物を捨てることができない人間だったのですが、悪戦苦闘し、断捨離を続けた結果、断捨離の極意をつかむことに成功しました。

すると、ビックリするくらい劇的に物を捨てられるようになりました。

今回は、僕が苦労のすえ、会得した断捨離の極意を紹介していきます。

 

全てを得ようとしない

それでは早速、極意を公開しましょう。

断捨離の極意とは・・・・。

「全てを得ようとしない」です。以上!

分かりましたか・・・?

まあ、これだと、訳が分からないと思うので、説明していきましょう。

 

人間であるいじょう、全てを得ることはできない

そもそも人間であるいじょう、物理的・時間的・金銭的な限界がある。

物理的には、この世に実在するもの、手の届く範囲のものしか手にすることはできない。

時間的には、過去の物は手に入れることは出来ないし、遠い未来の物も同じく手に入れることは出来ない。

手に入れることが出来るのは、今ある物だけである。

そして、僕たちには寿命というタイムリミットがある。

金銭的には、平凡なサラリーマンだと、小遣いに限りがあるだろう。

仮に、世界一の大富豪だったとしても、お金では買えない物もある。

プライスレスな物がある。

なので、経済力でなんとかなる部分もあるが、基本的に僕たちは「今この瞬間に存在する、手の届く範囲の物」しか手に入れることが出来ないのだ。

「全てを得る」そんな不可能なことに必死になる意味はあるのだろうか?

 

物事にはメリットとデメリットの2つが必ず存在する

メリットしかないものは存在しないし、デメリットしかないものも存在しない。

メリットを得ようとすれば、必ずデメリットも引き受けなければならない。

メリットだけを抽出することはできない。

デメリットを避ける場合、メリットも手放さなければならない。

デメリットだけを排除することはできない。

 

例えば、車は便利(メリット)だが、維持費(デメリット)がかかる。

この場合、車(メリット)を取って、維持費(デメリット)を引き受けるか、維持費(デメリット)を避け、車(メリット)を手放すかの2択になる。

まあ、折衷案としてレンタカーという選択もあるが、これにもメリットとデメリットが存在する。

利用する回数が少なければ、安く済むが、頻繁に利用するなら逆にお金が高くついてしまう。

また、夜中に急に車に乗りたくなっても、レンタカー屋が閉まっていたら利用できない。

など、やはり、どこまでいっても、メリットとデメリットからは逃げられない。

 

物は増えるとデメリットのほうが多くなる性質がある

物は単品だとメリットのほうが大きい。

生活を良くするために、作られているのだから当然ではある。

しかし、物には数が増えるとデメリットのほうが大きくなる性質があるのだ。

これは人間の能力の限界が原因だが、詳しくは後述する。

注意すべきは、物が増えることによるデメリットに、人は気づきにくいという点だ。

単品だとメリットが大きいので、たくさん物が欲しくなる。

 

物が多いと不幸になることは科学的に証明されている

ジャムの法則なんかは有名だろう。

どんな法則か簡単に説明すると、スーパーでジャムを売るのだが、展示されているジャムの種類が多いほど、売れなかったという実験である。

要は、選択肢が多くなると、人間は選べなくなる。

選べないせいで、なにも得ることができなくなるのだ。

成果を出したかったら、1つのことに集中しろというのは、いろんなビジネス書で紹介されている。

昔の人は経験則からわかっていたのだろう。

必要のないものは捨てて、整理整頓しなさい。

よく聞く言葉だ。

断捨離もそうだ。

昔の人は本当にすごいなと思う。

 

本来人間が認識できる数は2~3つまでかもしれない

僕たちは文明社会で生きているので、いくらでも数を数えて、文字にして記し、把握することができる。

しかし、人間は本来なら、いくつまで数を認識できるのだろうか?と疑問に思い調べてみた。

未開の土地の人の認識の仕方が参考になった。

物を比較するときは、大きいか小さいかの2つだけ。

数は1つ、2つ、3つ以上はたくさんという区別の仕方になる。

3つ以上は、100個でも1000個でも、同じ「たくさん」という表現になるところが面白い。

 

人間の限界の範囲内でメリットの最大化を図るのが正解

皮肉なものだが、全てを得ようとすると多くを失い、全てを得ようとするのを辞めると、多くを得ることが出来るのである。

僕はこのことを「欲すれば失う」という短い言葉にして、いつも自分を戒めている。

 

まとめ

まとめると、人間には限界があり、そもそも全てを得ることは不可能。

不可能なことに必死になるのは馬鹿げている。

また、人間の特性上、物を持ちすぎるとデメリットが大きくなる。

失うものが多くなる。

なので、できるだけ多くのメリットを得て、実りのある人生を送るには「全てを得ようとしない」こと。

これが断捨離の極意になる。

 

人生はその時々によって状況が変わっていく。

常に今の自分にとって何が本当に必要なものなのかを意識することが大切だ。

状況が変われば、必要なものも変わる。

必要で無いものは捨てる。

必要になったら手に入れる。

とてもシンプルだが、意外にこれが幸せへの近道だと、僕は悟った。

愚かにも、全てを得ようとして、初めてわかったのであった。

 

最後に

いかがでしたか?

今回は「断捨離の極意」について紹介しました。

ぜひ参考にしてください。

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