目標や夢を叶えるため、生活習慣を変えたいと思ったことはありませんか?
でも生活習慣を変えるのって難しいですよね。
今回は生活習慣を変える上で絶対に外せないポイントを紹介します。
達成率ではなく累積で考える
達成率で自分の行動を評価すると挫折しやすくなってしまいます。
なぜなら、その時々によって体調や精神状態が変わるからです。
これは人間として当然のことです。
私たちはロボットではないので、常に一定の結果を出すのは不可能なのです。
それにもかかわらず、たった1日、目標を達成できなかっただけで、自分はなんてダメな人間なのだと悲観してしまうのが私たちなのです。
人間の特性から考えると、達成率ではなく累積で評価するのが正しい評価方法になります。
例えば、ダイエットのために筋トレをしているとします。
毎日10回、腕立て伏せをすることにしたとします。
3日目までは毎日課題をクリアすることができました。
しかし、4日目は腕立て伏せをすることができなかったとします。
このとき、どう自分を評価するかが運命の別れ道となります。
「また三日坊主で辞めてしまった。」
「自分はなんてダメな人間なんだ。」
という考え方は間違った評価の仕方になります。
正しい評価の仕方はこうです。
「4日目は仕事で疲れていたからできなかった。ただそれだけだ。」
「自分は今まで30回も腕立て伏せをした。」
「5日目もがんばろう」
このように、これまでに合計何回行ったのかという見方をしましょう。
効率よりも継続性を考える
皆さん何かしらの成果を出したいから、生活習慣を変えたいと思っているはずです。
成果を出すための第一条件は継続することです。
継続させるためには、シンプルさが必要です。
「継続性=シンプルさ」なのです。
「シンプルさ」とは「ハードルの低さ」とも言えます。
成果を出したいあまり、思わず効率を求めたくなりますが、ここは我慢です。
なぜなら、「効率=複雑さ」だからです。
複雑なことを継続させるのは難しいのです。
例えば、上記の腕立て伏せを見てみましょう。
ボディビルダーの専門書を見ると、効率的は腕立て伏せの方法が載っています。
手を置く幅、腕の角度、脇の角度、呼吸法、体の反らし具合、食事を取るタイミングなど、押さえるポイントが山のようにあります。
長年トレーニングをしている人間ならまだしも、いまからダイエットのために筋トレをしようという人間に全てのポイントを押さえて実行することができるでしょうか。
ハードルが高すぎます。
仮に最初のうちはできたとしても、絶対に続きません。
最悪、本を読んでいる途中で嫌になり、1回も腕立て伏せをすることなく挫折ということになる可能性だってあります。
極端な話、効率が悪くても継続していれば結果は出ます。
逆に世界一効率の良いやり方でも1日で辞めてしまえば結果は出ません。
1に継続、2に効率です。
「継続は力なり」この言葉を忘れずに、がんばりましょう。
効率は徐々に上げていけば良いのです。
最後に
いかかでしたか?
今回は「生活習慣を変える方法」について紹介しました。
これは基本中の基本になるので、ぜひ参考にしてください。
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