捨てられないのは「もったいない」や「もしかしたら使うかもしれない」からではありません。
捨てられない本当の理由を解き明かします。
【言葉と行動に矛盾がないですか?】
「もったいない」から捨てられないと言いますが、本当にそうでしょうか?
昔の僕自身を思い返すと、もったいないから捨てられないと思いながら、たくさんの無駄使いをしていました。
お金・時間・物、全てにおいて、さまざまな無駄使いをしていました。
まさに、「もったいない」ことをしていたのです。
なぜか、モノを捨てようすると、そのときだけ「もったいないよなー。」と思い、捨てるのを辞めるのです。
この過去の僕の行動を第三者として冷静に見た場合、どう思いますか?
言っていることと、やっていることがバラバラだなと思いますよね。
本当に「もったいない」というのなら、常日頃から無駄な行いはしないはずです。
つまり、「もったいない」から捨てられないは本当の理由ではないのです。
【もしかしたら使わないかもとは考えない】
「もしかしたら、いつか使うかもしれない」だから捨てるのは辞めようと言います。
これは同じ可能性で考えると、「もしかしたら、一生使わないかもしれない」だから捨ててしまおう!とも言えます。
「いつか」の「いつ」は、いつ来るかわからないわけです。
そもそも、その時が来るかどうかも定かではありません。
一生来ない可能性もあるのです。
こう考えると、上記の2パターンは言い方が違うだけで、言っている内容はほぼ同じです。
それにも関わらず、捨てないという判断を下すのです。
もっとわかりやすく言い方を変えると、「もしかしたら、一生使わないかもしれないけど捨てない」と言っているのです。
こう聞くと変な感じがしませんか?
これが他人事だと思って、冷静に考えると、そこまで使う可能性が低いなら、捨てればいいじゃん!と思いますよね。
つまり、「もしかしたら、使うかもしれない」も本当の理由とは言えないのです。
捨てられない理由としては、まだ浅い。
【自分に自信が無いから捨てられない】
捨てられない原因を突き詰めていくと不安や恐怖に行きあたります。
不安や恐怖があるから捨てられないのです。
では、この不安や恐怖はなぜ起こるのか?
それは自分に自信が無い!この一言につきます。
自分は必要なときに、必要なモノを手に入れることができない。
その力が自分には無い。
だから、できるだけ、たくさんモノを持っておこう。
使わないモノでも持っておこう。
だって、万が一そのときが来たら困るから。
必要以上に持っていてもいい、無いよりはマシだから。
深層心理では、このような考えになっているのです。
無意識に思っていることなので、本人はなかなか気付くことができません。
意識的には、「もったいない」とか「もしかしたら使うかも」という言葉を使っていますが、本当の理由は、捨てたらもう一度同等のものを手に入れる自信が無いということなのです。
【最後に】
いかがでしたか?
今回は捨てられない理由を掘り下げて紹介してみました。
最後は自分に自信がないからという絶望的なことを言いましたが、対策はあります!
誰でも能力はあるのです。
なにかしらの原因で、そういう心理状態になっているだけなのです。
次回は誰でも自信を取り戻せるようにする簡単は方法を紹介しますので、ぜひ楽しみしていてください。