【断捨離】オフシーズンの服を捨ててはいけない3つの理由

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私服の制服化と毎日洗濯をすることで、服の数を断捨離前と比べて、1割にまで減らすことに成功した僕。

だが、僕はそこで満足しなかった。

やり始めたら、とことんまで追求したくなる僕は、もっと服の数を減らすことはできないか考えていた。

そこで出てきたアイデアが、オフシーズンの服を捨てるというものだ。

これを実行すれば、さらに服の数を減らすことができる。

しかし、最終的には、このアイデアを採用することはなかった。

今回は、なぜ、オフシーズンの服を捨てるべきではないという結論に至ったのか説明する。

 

断捨離の目的を再確認すべき

断捨離の目的とは、無駄な情報や選択肢を減らして、「今、この瞬間」に集中することである。

つまり、脳が情報処理する案件を減らすことで、無駄なエネルギーの消費を抑え、いま最も大事な事柄に全力で取り組めるようにするのだ。

その結果として、仕事の効率が上がったり、時間やお金の浪費を防いだり、日常生活のストレスが軽減するなど、さまざまな効果が期待できる。

そして、時間やお金に余裕ができ、日常生活のストレスが減ることで、自分にとって本当に大切なものを見つけ、それにチャレンジできるようになるのが、断捨離の良いところだ。

本当に、断捨離には人生を変える可能性がある。

断捨離の目的は捨てることではない。

捨てることによって、上記のようは結果を得るのが目的だ。

このことを頭に入れたうえで、オフシーズンの服を捨てるべきか考えてみよう。

 

再調達にかかる時間と脳のエネルギー消費について考える

再調達は、たくさんの服の中から、自分のお気に入りを探し出すという作業になる。

服を選ぶ要素には、様々なものがある。

色味・質感・肌触り・サイズ感・値段などである。

これらの要素を比べ、最終的にお気に入りの1着を選ぶことになるのだが、そう簡単ではない。

なぜなら、すべての項目において1位という服は無いからだ。

例えば、以下の2着の服があったとしよう。

Aという服は、色味は良い、質感は普通、肌触りはとても良い、サイズ感は少し小さい、値段は普通。

Bという服は、色味は普通、質感はイマイチ、肌触りは普通、サイズ感はとても良い、値段は少し高い。

さあ、どちらを選ぶだろうか?

文章にしているので、わかりにくいかもしれないが、実際に服を買うときに、皆さんも経験したことがあるだろう。

どちらの服もそれぞれ良い面があり、甲乙つけがたいという体験だ。

しかし、どちらか一方を選ばなければならない。

そうなったとき、判断を下すために、脳はフル稼働することになる。

当然、脳のエネルギー消費量が増える。

これは前述でいうところの、脳の情報処理をする案件が増えることに該当する。

服についての情報や、選択肢がたくさんある状態になるのだ。

これでは断捨離の目的からは外れることになってしまう。

 

再調達にかかるお金について考える

これもお金の浪費を防ぐという断捨離の目的からは外れることになる。

私服の制服化の条件の1つに、収入に見合わない高価な服は持たないというものがある。

(私服の制服化の条件については「こちらの記事」で詳しく書いています)

僕の制服は、ユニクロとGUで買っている。

服の値段として安いブランドになる。

しかし、それでも最も理想的な服の所持数である5日分をそろえようとすると、けっこうな出費になる。

(最も理想的な服の所持数については「こちらの記事」で詳しく書いています)

カッターシャツ1枚2000円だとして、5日分で1万円だ。

断捨離前の僕は1枚5000円くらいのTシャツを買うこともあったので、その頃の僕だったら、1万円なんて安いものだと思っていただろう。

しかし、1円の重みを知った今の僕からすると、1万円の出費なんて論外である。

(1円の重みについては「こちらの記事」で詳しく書いています) 

 

旅行や出張・季節の変わり目など、気温の変化に備える必要がある

再調達にかかる時間やお金などのデメリット以外にも、困ることが出てくる。

それは気温の変化に対応できなくなるということだ。

いきなりだが、クイズです。

北海道と沖縄の温度差は最高で何℃になるでしょうか?

答えは、なんと50℃!!!!!

信じられないが、事実だ。

旅行や急な出張があった場合、オンシーズンの服しか持っていなかったら、大変なことになるだろう。

また、同じ場所に住んでいたとしても、急に真夏日になったり、真冬並みの温度になったりすることがある。

そんなとき、長袖しか持っていない、半袖しか持っていないということになれば、大変だ。最悪、風邪などの体調不良になってしまうかもしれない。

 

最後に

いかがでしたか?

オフシーズンの服を捨てるというアイデアが出たときの僕は、捨てることが目的になってしまい、危うく間違った断捨離をするところでした。

僕は、石橋を叩いて渡るどころか、石橋を叩き壊して、渡れなくなってしまうくらい慎重な性格なので、なんとか失敗せずに済みました。

服の断捨離については、下記の記事でも詳しく書いているので、ぜひ参考にしてください。

私服を制服化したとたん、驚くほど時間とお金が手に入った話

服の断捨離をしてから2年が経過、その経験から導き出した、最も理想的な服の所持数を教えましょう!

服の数を減らすには、私服の制服化と、もう1つ絶対に外せない条件があるという話

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