断捨離をすると必ず人生が好転します。
今回は、その理由を4つに分けて紹介していきます。
目次
自分の人生を具体的に見つめ直すことができる
自分の所持品はこれまでの人生の集大成である。
大げさに思われるかもしれないが、事実だ。
心配性な人は、やたらとストック品や書類が多いだろうし。
貧乏性な人は、安売り時に大量に買った消耗品があるだろう。
自分の知性にコンプレックスがある人は、読みもしない難しい本が置いてあるだろう。
失恋を引きづっている人は、元恋人との思い出の品を部屋のどこかにしまっているだろう。
そう、部屋の物を見れば、その人の人生が分かるといっても過言ではないのだ。
断捨離はそんな人生が具現化した物と対峙する行為なのである。
だから、自分の人生を具体的に見つめ直すことができるのだ。
この「具体的に」というのが、とても大事。
具体的な行動を起こせば、必ず結果が表れるからだ。
漠然と思っているだけでは、なにも変わることはない。
今の自分の現状を正確に把握することになる
人間、自分のことは意外と分からないもの。
しかし、人生を具現化した物と対峙することで、自分では気付いていないこと、忘れていたことを知ることになる。
家の中に物があふれている人は、自分の所持品を全て把握していないはずである。
これは言い換えれば、それだけ自分のことがわかっていないことになる。
先ほども言ったが、持ち物は自分の人生を具現化したものである。
まず、自分が何を持っているのかを把握しよう。
そして、なぜ、それを所持しているのかを考えよう。
その答えは自分の性格、価値観、考え方、夢、問題、トラウマなどに必ずつながっている。
この行動をとることで、過去から現在につながる自分の歴史を知ることになる。
そして、いま現在自分がどのような状況にあるのかがハッキリと分かるようになってくる。
本当に好きなもの・大切なもの・必要なものを見つけることになる
自分の歴史、現状を把握したら、次はいよいよ物を捨てる段階に入る。
断捨離という言葉にもある通り、実際に物を捨てていくわけだが、感覚的には捨てるというよりは、見つけるというほうが、正しいと僕は思う。
「捨てる=無駄なものだから」というイメージになると思う。
しかし、「世の中に無駄な物は無い」という言葉もある。
実際にそうとも言えるし、そう考えると何一つ捨てれなくなる。
だから「捨てる」のではなく、「選ぶ」のだ。
どう選ぶのか?
選定基準は簡単だ。
・今の自分が本当に好きなもの
・今の自分が本当に大切にしているもの、これから大切にしていきたいもの
・今の自分にとって本当に必要なもの
この3点だ。
これをすることで、TVや広告などで、掲げられている皆が目指すべき幸せの形ではなく、自分だけの幸せの形を見つけることができるようになる。
過去を清算することになる
先ほどの選定基準をもとに物を減らし続ければ、所持品は断捨離前に比べて1/2から1/3くらいになるはずだ。
ここまでくれば、ある程度、生活や精神面で変化が出てきていると思う。
人生の目標もある程度定まってきているかもしれない。
少しではあるが、希望の光が差している感じだ。
しかし、断捨離はまだ完了したとは言えない。
断捨離の最後の難関が待ち受けている。
過去の清算である。
上述の選ぶための選定基準に似ているのだが。
・自分が本当に好きだったもの
・自分が本当に大切にしてきたもの
・自分にとって本当に必要だったもの
・自分の夢だったもの
・失恋やトラウマ
など。
これらの事柄について、今後どうするのか答えを出さなければならない。
もう今の自分には必要ないと捨てるのもよし、これからも所持していくと決めるものよし。
自分なりに真剣に考えて、答えを出すのだ。
なぜ捨てるのか、なぜ所持するのか、理由を明確にすること。
遠い将来、あのときの決断は間違っていたと思うかもしれない。
しかし、それでも、問題を先送りにし、うやむやにして生きていくよりはマシだ。
なぜなら、これらの問題は自分にとって、とても重要な事柄であるため、ことあるごとに僕たちの行動を鈍らせる、大きな足かせになるからだ。
そして人生は好転しだす
自分の歴史、現状を把握し。
自分にとって必要な物だけを残し。
過去の清算もし、足かせは外れた。
ここまで、来れば人生の目標は明確になっているはずだ。
断捨離を通して、自分をがんじがらめにしていたものは無くなった。
目標は明確。
心体は身軽。
となれば、あとは目標に向かって走るだけである。
目標に向かって全力で走れば、当然、人生は好転しだす。
最後に
いかがでしたか?
今回は「断捨離が人生を好転させる4つの理由」を紹介しました。
ぜひ、参考にしてください。