【断捨離】卒業アルバムを捨てる決め手になった恩師の言葉とは!?

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寄せ書きに書かれた恩師の言葉を読み、卒業アルバムを捨てる決断を下しました。

思い出とは何なのか?あなたも考えてみてください。

 

卒業アルバムを捨てようと思ったきっかけ

きっかけは本の断捨離をしているときでした。

本は1年間読まなかったものは、基本的に捨てたほうがいいのですが、ためになる情報が載っているため、なかなか捨てる決心がつきませんでした。

そこで、どこかに本を置くスペースはないものかと本棚を見ていた時に、目に留まったのがアルバムでした。

「こいつ、すげースペースを取ってるな・・・」

「このスペースがあれば・・・」

「そういえば、卒業アルバムなんて10年以上見てないな・・・」

これが卒業アルバムの必要性を考える始まりになりました。

 

卒業アルバムの必要性を考えてみた

卒業アルバムがあると、昔のことを思い出しやすくなるだろう。

10代の頃の自分や友達の姿を鮮明に見ることができ、懐かしむことができるだろう。

これはメリットだと思いました。

しかし、よくよく考えると

「だからなんなんだ?」

「現状を変えたい俺にそんな昔を懐かしんでいる時間あるのか?」

いまいち所持する理由には弱い感じがしました。

次に卒業アルバムの中身を見てみましたが、近藤麻理恵さんでいうところのトキメク感じもしない。

かなり考え込みましたが、やはり僕には卒業アルバムの必要性を見いだすことができませんでした。

 

卒業アルバムは、そこまで大切なものなのか?

自分には卒業アルバムを持つ必要性はないとわかった。

しかし、それでもなかなか捨てることができません。

頭では捨てて問題ないとわかっているのに、卒アルは捨ててはいけないという自分の中の常識が、感情的に拒絶反応を起こしてしまいます。

捨てたいのに捨てられないという困った状態になったので、視点を変えて考えることにしました。

「そもそも卒アルっていつから作るようになったんだろう?」

「僕のおじいちゃんが子どものときは卒業アルバムなんてなかったって言ってた記憶がある。」

「そういえば、白黒の集合写真を1枚見せてもらったな。」

「これが、じいちゃんの卒業アルバムだと言ってたなあ」

「待てよ、写真が発明される前の人たちはどうだったんだ?」

「卒アルが無くて不幸せだったのだろうか?」

「そんなことは無いよな、じいちゃんも卒アルがなくて悲しそうな感じはしてなかったし」

「卒アルなんてそもそも必要ないのでは?」

「てか写真業者が商売目的で無理やり需要を掘り起こしたパターンじゃないの?」

この時点でも、やはり必要性はないと判断しました。

 

念のために、さらに視点を変えて考えてみました。

「仮に、卒業アルバムを捨てたとして、俺は死ぬ間際に、卒アルを捨てたことを後悔するだろうか?」

「それは絶対にない!」(笑)

この段階で捨てることは99%確定でしたが、それでも、少しためらいがありました。

 

卒業アルバムを捨てる決心がついた恩師の言葉

卒アルを捨てる前に、もう一度、一通り見ておこうと思い、中身を見ていると、恩師が卒業生に向けて書いた言葉が目にとまりました。

この言葉に僕は心を打たれて、卒アルを断捨離することができました。

 

紹介させていただきます。

 

みなさん。「思い出」とはなんでしょう?

「思い出」とは、あなたが一生懸命にがんばって、くたくたになった時に飲む、1杯の水のようなものだと思います。

毎日の生活で身も心も疲れ果てたあなたの心に、ほんのひととき潤いを与え、からからに乾いたあなたの心を癒してくれるでしょう。

しかし、いくら水を飲んでも、それがあなたの血や肉とならないように、学生時代の思い出に浸ってみても、明日に向かって生きるあなたを、決して勇気づけてはくれないのです。

私は卒業アルバムやこの卒業文集が、これから先度々開かれないことを祈ります。

過去を思い返すのではなく、明日に夢を見つけて生きていってください。

お元気で。さようなら。

 

先生ありがとうございました。

この場を借りてお礼を申し上げます。

 

卒業した当時は、こんなメッセージが書かれているなんて全く知りませんでした。

まさか、10数年越しに、こんなにも胸に突き刺さるなんて。

人生どこでどうつながるかわからないもんですね。

みなさんも卒アルを断捨離するときは、必ず、一度目を通してください。

何か人生に影響を与えるような、すごいメッセージが見つかるかもしれませんよ。

 

卒業アルバムを捨ててみた感想

断捨離して2年ほど経ちますが、全く問題ありません。

卒アルを捨てたとしても、ホントに大切な思い出は忘れませんね。

断捨離することで、過去にとらわれなくなり、いまを大切に生きれるようになりました。

過去との決別ではありませんが、気持ちがスッキリして、前向きになりますよ。

ホントに捨てて良かったです。

 

最後に

いかがでしたか?

今回は「卒業アルバムを捨てるときに考えたこと」を紹介しました。

ぜひ参考にしてください。

 

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コメント

  1. R-tech より:

     初めまして。断捨離、卒業アルバムで検索してたどり着きました。私も卒業アルバムをどうしようか悩んでいたのですがこの記事を読んで処分することができました。ありがとうございます。
     私も断捨離のブログを書いています。差し支えなければこの記事(恩師の言葉)を引用させて頂き記事を書きたいと考えています。お手数かけますがご検討くださいませ。

    1. フリーライフ研究員 より:

      記事を読んで頂き、ありがとうございます。
      R-techさんのお役に立てて、とても嬉しく思います。
      記事の引用については、固定ページに「引用・転載について」を追加したので、そちらを読んでもらえると助かります。
      よろしくお願いします。

      1. R-tech より:

         ご返信ありがとうございます。引用ルール承知いたしました。お陰さまでよい記事になると思います。
         こちらが書いた記事の報告は不要ということでよろしいでしょうか?

        1. フリーライフ研究員 より:

          はい、報告の必要はございません。
          記事の作成がんばってください。

  2. 気まぐれ007 より:

    卒業アルバムは名簿屋へ売る人もいるようです。
    学校時代の同級とは、99%の人とは疎遠になる。
     

  3. しょっきー より:

    すごい!漫画や映画のセリフのような言葉ですね。

    思い出は癒しにはなるけど未来の役には立たない。

    未来に向かって生きていきます!

    というわけで捨てる決心がつきました

    ありがとうございます

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