節約の秘訣!一発で浪費癖を直す方法

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この記事を見ているということは、節約に苦戦していますね?

この情報化社会、節約する方法は簡単に調べることができます。

なのに、なぜ節約できないのでしょうか?

意志が弱いから?

違います。

あなたが節約できないのは、人間の消費行動の本質を知らないからです。

これさえ理解できれば、節約は成功したも同然です。

「人間の消費行動の本質」というと、難しく思われるかもしれませんが、誰にでもできる方法なので安心してください。

それでは本題に入りましょう。

 

節約の成否はアンカリング効果の使い方にかかっている

アンカリング効果とは、つまり、相対評価(他のものと比べることで良し悪しを決める)しかできない人間特有の現象をいいます。

ちなみに、このアンカリング効果の「アンカー」とは「判断基準」という意味です。

アンカリング効果の具体例をあげると、例えば、道端に自動販売機が置いてあり、缶コーヒーが1本100円で売っていたとします。

あなたは高いと感じますか?それとも安いと感じますか?

ちなみに、僕は少し高いと感じます。

なぜか?

それは僕の家の近くに、缶コーヒーを1本80円で売っている自動販売機があるのを知っているからです。

僕の缶コーヒーに対するアンカー(判断基準)は1本80円となっているのです。

1本80円で買えるものが、100円で売っている。

となると、誰でも高く感じますよね。

いま缶コーヒーの定価は130円なので、それがアンカーになっている人は安いと感じるはずです。

僕も実際、缶コーヒー1本80円の自動販売機を見つけるまでは、1本100円は安いなと思っていました。

これがアンカリング効果なのです。

缶コーヒー自体は同じものなのに、その時知っている情報次第で、高い安いの感じ方が変わってしまうのです。

当たり前のように思われるかもしれませんが、これはスゴイことなんですよ。

この効果の利用の仕方次第で、節約にも浪費にもつながるんですから。

 

間違ったアンカーを下ろすと浪費につながる

あなたは100円を大金だと思いますか?

それとも、はした金だと思いますか?

以前の僕は、はした金だと思っていました。

それは自分の給料を判断基準(アンカー)においていたからです。

誤解の無いように言っておきますが、僕が高給取りというわけではありませんよ!

僕はいたって普通のサラリーマンで、給料は一般並か、それ以下です(泣)

月給でいうと、手取りで17万円くらいになります(汗)

この17万円と100円を比べてみましょう。

その差は1700倍です。

単純に100円を1700倍すると17万円になります。

もう一度言いますが、1700倍ですよ!

100円や200円使ったところで、痛くも痒くもないでしょ?

だって毎月100円の1700倍の給料が銀行に振り込まれるんですから。

100円は大した金額ではない。

節約に苦戦している大部分の人がそう思っているはずです。

しかし、100円を軽く見ているからといって、贅沢をしたり、高価な物を買ったりはしていないはず。

それなのに、お金は貯まらないですよね?

なぜか?

それは僕たちから、お金を奪っているのは小さな出費だからです。

この小さな出費が恐ろしいのは、僕たちに浪費しているという感覚を感じさせないところです。

また、贅沢するのを我慢してるんだから、これくらい良いよねと思わせるところです。

そして、最終的には「塵も積もれば山となる」で、僕たちの手元にはほとんどお金が残らないという結果になるのです。

しかし、それでも僕たちは浪費していることに、なかなか気付けません。

「あれ?いつの間に、こんなにお金使ったっけ?」

となるのです。

これは全て、間違ったアンカリング効果の使い方が原因です。

では、どうすれば良いのか?

アンカリング効果を正しく使って、金銭感覚を修正すればよいのです。

 

金銭感覚を修正する3つのポイント

ポイント1:1円の重みを知る

まず、1円の重みを知りましょう。

そのためには、他人に雇われるのではなく、本当に自分の力だけでお金を稼ぐとしたらどうなるか、考えてみるとよいです。

独立し自営業になる。

投資で不労所得を得る。

など、様々な方法があると思います。

僕は最初会社からの独立を考えたのですが、初期投資にかかる費用やスキル、人脈などを考えた結果、リスクが高すぎて今の自分には無理だと断念。

次に株式投資や不動産、FXなどを検討しましたが、これもまだリスクが高いと分かり、今に至ります。

これがキッカケで僕は1円の重みを知ることになりました。

 

そのときの話は下の記事で詳しく書いているので、興味のある方は読んでください。

関連記事:働きたくない!不労所得を得ようとしてわかったこと

 

1円の重みを知ると、それが「アンカー」となり、グッと消費にブレーキがかかるようになります。

 

ポイント2:自分の時給を知る

これも大事です。

会社員の方は月給でお金をもらっているので、自分の時給を知らない人もいるのではないでしょうか。

自分の給料が時間あたり何円になるのか計算してみてください。

ちなみに僕の場合は、時給1500円くらいになります。

 

自分の時給を知ることが、どう節約につながるかというと。

僕たちがお金を使うのは、物を買うだけではないからです。

サービスにお金を使うこともあります。

 

例えば、僕はこの前、仕事で大阪から東京に行くことがありました。

交通手段は新幹線になります。

駅のみどりの窓口で乗車券を買えば、片道1万4千円になります。

大阪から東京に着くのにかかる時間はおよそ2時間半。

実は、この通常1万4千円かかる料金を1万500円にする方法があるのです。

それはJTBで「ぷらっとこだま」というサービスに申し込む方法です。

ただし、これには条件があります。

今回の節約の話に関係のある部分だけ言いますと。

・各駅停車の「こだま」しか乗れない

というものです。

各駅停車なので、他の新幹線に比べて、到着までにかかる時間が1時間半ほど多くなります。

つまり、他の新幹線だと2時間半で目的地に着くのが、この「ぷらっとこだま」だと4時間かかるわけです。

そのかわり、料金は通常より、3500円安く済みます。

 

さあ、僕は考えることになりました。

「3500円安くはなるけど、1時間半も多く時間がかかるのはなあ・・・」

「お金は稼げばいいけど、時間はそうもいかんしなあ・・・」

(なんか金持ちみたいなこと言ってるけど、スルーしておいてください)

「やっぱり、早く到着できる通常料金でいくか?」

「いや待てよ、3500円といったら、俺の時給の2倍以上、時間にして2時間以上の労働時間に匹敵するではないか」

「1時間半の時間を節約するために、2時間以上働かなければないということになるな・・・」

「なに考えてんの俺」

となり、「ぷらっとこだま」を利用することにしました。

 

とまあ、こんな感じで自分の時給を知っていると、それが「アンカー」となり、節約するキッカケになります。

 

ポイント3:物の原価を知る

皆さん、缶コーヒーは飲みますか?

僕は以前、缶コーヒーをよく飲んでいました。

1日4~5缶飲んでいた時期がありました。

ところで、コーヒー1杯を自分で作ったら、何円かかると思いますか?

僕が普段買っているドリップコーヒー(お湯を沸かして注ぐだけで飲めるやつ)だと、1杯20円になります。

安く売っている自販機で1本100円で買ったとして、その差額は1本につき80円。

1日5缶飲んでいたら、1日で400円の差になり、1か月(30日)で1万2000円の差になります。

1万2000円ですよ!

たかが缶コーヒーで。

これをドリップコーヒーで済ませれば、たった3000円で済むわけです。

(1杯20円、1日5杯で100円、30日で3000円)

これだけで、9000円の節約になります。

僕はこの事実を知った日から、自宅にいるときは、缶コーヒーを買わなくなりました。

 

このように、普段よく消費するもので、自分で作ろうと思えば作れるものは、一度原価を調べると良いですよ。

その原価が「アンカー」となり、消費にブレーキをかけてくれます。

 

最後に

いかかでしたか?

今回は「節約の奥義」について紹介しました。

節約については、他にも記事を書いているので、興味のある方は読んでください。

関連記事:私服を制服化したとたん、驚くほど時間とお金が手に入った話

関連記事:働きたくない!不労所得を得ようとしてわかったこと

関連記事:医療保険は要らない!今スグ解約すべし!10年間保険料を払い続けてわかった話

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