ダイエット中の人が必ず持っているものが、実はダイエットを挫折させる原因になっている。
今日はそんな話です。
目次
目指しているのは体重ではなく体型
皆さんがダイエットする目的はなんですか?
たるんだ二の腕をスッキリさせたい。
ビール腹を凹ましたい。
割れた腹筋を手に入れたい。
痩せてオシャレを楽しみたい。
痩せて、カッコよくなりたい、モテたい。
健康になりたい。
など様々な目的があると思います。
決して体重○㎏になることが目的というわけではないですよね。
体重○㎏ぐらいになると、理想の体型が手に入るだろうという考えから、体重という言葉を使っているはずです。
ここが、注意するべきポイントであり、多くのダイエット挫折者を出している原因になっています。
体重計の数値は1つの目安にすぎない
数値上は同じ身長と体重でも、体型は人によって様々です。
筋肉質な人も、体脂肪がたくさん付いている人も、体重計が表すことができるのは重さのみ。
体重で体型を表すことはできないのです。
それにも関わらず、私たちは体重を気にしてしまう。
おかしな話だと思いませんか?
体重計の数値は事実をゆがめてしまう
体重計は重さしか表すことができないと説明しましたが、その重さも、はっきり言って曖昧なものです。
食前と食後、風呂に入る前と風呂上り、朝と晩、ちょっとした状況の変化で1~2㎏くらいは簡単に変動します。
こんな不確かな値を元にダイエットの進捗を判定していること自体問題があります。
ダイエットにスランプはない
筋トレやランニング、ウォーキングを続けていれば、体は変化していき、必ず痩せることができます。
しかし、大半の人がスランプになり、挫折していきます。
それはなぜか?
ダイエットをしているのに体重が変化しない時期がくるからです。
そして、頑張っているにも関わらず、結果が出ないため、皆ダイエットを辞めていってしまいます。
そもそも、これは「結果イコール体重の減少」という考え方が原因なのですが、体の変化の流れを知らないことが問題なのです。
ダイエットをしているときの体の変化の流れを説明しますと。
まず、運動をすると、脂肪が大きく減っていきます。
筋肉は少しずつ付いてきます。
この時期は「脂肪の減少量>筋肉の増加量」となり体重は減ります。
そして運動続けていると、「脂肪の減少量=筋肉の増加量」となる時期が来ます。
体重の変化が無くなります。
ただ、体の中身は変わっていっているので、心配しないでください。
脂肪と筋肉が入れ替わっていっているのです。
これがよく言われるスランプの時期になります。
ここで挫折をせずに運動を続けると次の段階に進むことができます。
最終ステージは「脂肪の減少量<筋肉の増加量」となります。
体重はダイエットする前より増えてきます。
しかし、体型はダイエット前よりもカッコ良くなっています。
理想の体型に近づいてきているはずです。
男の人なら、厚い胸板の逆三角形の体になってきているでしょう。
女の人なら、くびれたウエスト・プリッとしたお尻のナイスバディになってきているでしょう。
体重計の数値をモチベーションにするから挫折する
ダイエットの流れを理解すれば、体重の数値がいかに無駄なものかがわかったと思います。
むしろ、体重の数値はダイエットの邪魔になりかねません。
なぜなら、ダイエットが成功に近づくほど、最終的には体重が増えることになるからです。
体重計は断捨離しよう
ここまで読んでくれた人はわかって頂けたでしょう。
体重という数値は全く気にする必要がないことに。
体脂肪率も同じです。
気にする必要はありません。
理想の体型に近づくと、当然、体脂肪率も減ってきます。
ガッカリな体型だと、当然、体脂肪率も高いです。
わざわざ測定する必要はないのです。
なので、体重計は断捨離してしまいましょう!
しかし、ダイエットの進捗を判断する基準が欲しい人がいると思うで、何を基準にすれば、良いのか紹介しておきます。
正しいダイエットの進捗のチェックの仕方
それは鏡で自分の体を見ること。
これが一番です。
体重は誤魔化せますが、体型を誤魔化すことはできません。
毎日、自分の体を見ていれば、わかります。
例えば、
「体重は変化ないけど、ウエストが以前より少し細くなったような・・・」
「気のせいかな?」
なんて思うかもしれませんが、それは気のせいではないですよ!
体の変化は見た目が一番わかるのです。
あとは普段よく着る服でもチェックすることができます。
僕は私服を制服化している(毎日同じ服を着ている)ので、太ったときはすぐに分かります。
「あれ?ちょっとズボンがキツイかも・・・」
てな具合です。
私服の制服化はダイエット以外にも、たくさんのメリットがあるので、ぜひやってみて欲しいですね。
詳しくは下の記事を読んでみてください。
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