こまめにスポーツ飲料を飲んでいる人は必見です。
僕がミネラルウォータだけを飲み続けて、ひと夏を過ごした経験からわかったことを紹介します。
【ミネラルウォーターだけで過ごした感想】
水分補給をミネラルウォーターだけにした感想を、一言でいうと、スポーツ飲料を飲んでいた時期よりも、元気に過ごせました。
暑さでバテるというのが無くなりました。
この理由を、僕なりに分析して分かったことを紹介します。
【塩分だけ補給してもダメ！】
熱中症にならないためには、体調管理が必要です。
この体調管理の方法の１つに栄養補給があります。
汗をかいて塩分が出ていくので、塩分を補給しろと言われますよね。
しかし、これは間違いです。
正確には、塩分も含む、いろんな栄養を補給するべきなのです。
夏場は暑さで体力を消耗しやすいので、塩分だけではダメなのです。
なぜか、塩分だけが注目されがちですが。
【食事に勝るものはない】
つまり、熱中症にならないためには、栄養のバランスを考えて、３食きっちり食べることが一番効果のある対策になるのです。
これは、熱中症だけでなく、健康全体について、よく言われていて誰もが知っていることですけどね。
やはり、こういう基本が一番大事だということです。
さあ、ここで、スポーツドリングをこまめに飲むことが問題になってきます。
【砂糖が食欲低下の原因になる】
スポーツドリンクには、たくさんの砂糖が入っています。
成分表には、果糖や人工甘味料（カタカナ名で表記されている）が載っています。
もちろん、塩分などのミネラルも入ってはいますが、食事での摂取には勝てません。
あくまで、食事のサポート、サプリメントのような感じで考えるべきです。
スポーツドリンクの一番の問題は、入っている砂糖のせいで、食欲が落ちることです。
熱中症の一番の対策である、「３食しっかり食べる」ができなくなるのです。
暑いから、夏バテしたからと、そうめんばかり食べたりしていませんか？
そういう食事を続けると、栄養が偏って、夏バテが加速。
最悪、熱中症になってしまいます。
そもそも、砂糖は中毒性がある上に、摂取すると疲れやすくなるので、夏場関係なくオススメしません。
食欲が落ちた原因は、スポーツドリンクによる糖分の過剰摂取の可能性があるので、一度飲むのを辞めてみてください。
よく、子どもが親から、ジュースばっか飲むとご飯が食べれなくなるから辞めなさいと怒られているのを見ますが、あれと同じ状態になっているわけです。
大人は熱中症対策のために飲んでいるつもりなので、まさか、この子どもと同じことをしているなんて思っていないですけどね。
実際、僕もそうでした。
いい大人が子どもと同じことをしていて、いま思うと実に恥ずかしいです（笑）
塩アメも同じ理由でオススメしません。
【最後に】
いかがでしたか？
僕は、空調設備のないところで、汗だくになりながら仕事をしているのですが、３食しっかり食べて、しっかり睡眠を取る、そして、こまめにミネラルウォーターを飲む。
この３つをやっていると、熱中症どころか、疲れが出ないようになりました。
逆に水がなくて、やむを得ずスポーツドリンクを飲んだときのほうが、疲れます。
みなさんも、ぜひ試してみてください。
