夏は必ずエアコンを使うという人は必見です。
僕がクーラーを使わずに、ひと夏を過ごした経験からわかったことを紹介します。
目次
【夏バテには扇風機がとても有効】
扇風機だけで夏を乗り切った感想を一言でいうと、クーラーを使っていた時期よりも、元気に過ごせたということです。
一番驚いたのは、そんなに暑さを感じなくなっていたことです。
夏なので、当然暑いのは暑いのですが、クーラーを使っていたときと、比べるとそこまで、苦痛を感じませんでした。
それでは、この理由を僕なりに調べてわかったことを説明します。
【扇風機が夏バテに有効な理由】
扇風機は自律神経のバランスを崩さない。
これが、大きな理由だったと思います。
自律神経は体の様々な活動を制御しています。
その中には、体温調節機能もあります。
なので、自律神経のバランスが崩れると、上手く体温調整ができなくなるのです。
すると、夏バテなど体調を崩してしまうようになるのです。
この自律神経のバランスを崩す原因のひとつに、生活環境の温度差があります。
この温度差が大きくなるほど、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
つまり、暑いところと寒いところを、行ったり来たりするとダメだということです。
ということは、クーラーで室温を下げるのは、夏バテの原因を自ら作っていることになるのです。
一日中、クーラーの効いた部屋にいるのなら、問題ないでしょうが、なかなかそうはいきませんよね。
【夏バテになるまでの流れ】
夏の初めごろは、まだ体力もありますし、温度差による自律神経の崩れもあまり起こっていないでしょう。
これが、クーラーを使い続けると日が経つにつれ、どんどん室温と外気温の差が大きくなっていき、真夏のピーク時に夏バテになるという流れです。
【体を夏に合わせていくことが大事】
いままで何万年と生きてきただけあって、人間の体は良くできています。
なにもしなくても、夏を乗り切れるように、体を夏仕様に変化してくれるのです。
むしろ、なにもしないほうが良いのでしょう。
暑いときには汗をかく!
これが、一番体に良いことで、元気に夏を涼しく過ごすための秘訣なのかなと、今回の経験を通して思ったことでした。
【夏バテに効果的なエアコンの使い方】
夜、寝るとき防犯上、窓を開けられない。
湿気がすごくて、蒸し暑くてなかなか眠れない。
そんなときは、ドライモードで除湿をするくらいなら、全然OKですよ。
むしろ、睡眠の質を上げるために、やったほうがいいくらいです。
もうエアコンを使ってしまっているという人は、徐々に設定温度を外気温に近づけていき、温度差を小さくしていくのが良いと思います。
いきなり、エアコンの使用を辞めると、それはそれで体に負担がかかるかもしれないので、注意してください。
ホントは6月の後半ぐらいから暑くてもエアコンを使わないように注意して、徐々に体を変えていくのが一番良いんですけどね。
【最後に】
いかがでしたか?
エアコンは最近出てきたものであって、本来なら無くても人間は生きていけるのです。
僕のおじいちゃんは10年程前に亡くなりましたが、エアコンなんて一切使っていませんでした。さすがに扇風機は使っていましたが。
それでも、いつも元気にしていました。
あ、もちろん、死因は熱中症ではありません。
体を夏モードに変えることができずに、夏本番を迎えてしまうと本当にしんどいですよ。
みなさんも、自分の体の体温調整機能を信じて、エアコンの冷房を使うのを辞めてみてはいかがでしょうか?